つわりの治療
悪阻(つわり)に鍼灸治療と聞くと意外と思われたり恐そうと思われる方がいらっしゃいますが、薬は不要で適切なツボに痛みを感じないほど細い鍼を打つ事で解消されます。
手足に鍼を打った時からみぞおちの不快感がすっと消えて楽になります。
つわりの原因
つわりの原因はまだはっきりと解明されていません。
東洋医学的に考えると、受胎によって月経が止まるときに、「衝脈(しょうみゃく)」という経絡の気が普段と比較して旺盛になります。
衝脈は女子胞(子宮)とつながる経脈です。
その衝脈は、胃経である陽明経に属しています。
ですから、衝脈の気が旺盛になって上逆すると、大なり小なり胃経にも影響して、胃気もつられて上逆してつわりが起こると考えられます。
治療方針
主に胃の経絡を使って、気血の流れを整えていくように施術します。
※妊婦には刺激してはいけないツボがあります。
治療の目安
数週間から1ヶ月程度。
※個人差があります。
患者様の声
- 胃の不快感がなくなり、スッキリしました。
- 吐いたりすることはあるけれども回数が減った。
- 家でのお灸の方法を教えてもらったので更に不快感がへりました。
- 食べられるようになったので、体重が減少しなくなった。
- 先生が何とかして楽になってほしいという思いも伝わったし信頼してお願いすることができた。
- つわりがすごくいやだった私にとって救いになりました。