最近腰痛を訴えられる患者さんが多く来られます。
梅雨が明けたと思ったら暑い夏が来るはずなのに、なぜか朝晩は少し涼しく感じる日が続いています。
更にクーラーで体が冷えてしまい、上手に汗をかく事が出来ずに腰痛を発症することになります。
夏なのか秋なのか
最近腰痛を訴えられる患者さんが多く来られます。
梅雨が明けたと思ったら暑い夏が来るはずなのに、なぜか朝晩は少し涼しく感じる日が続いています。
昼間、アブラゼミが鳴いているかと思ったらヒグラシが鳴いていたり、また夜になるとキリギリスが鳴いていたりします。
昼間は夏、朝晩は秋のような気候になっています。
夏の腰痛
昼間は暑いのですが湿気が多く感じられ、体にまとわりつくような暑さです。
そして朝晩は少し涼しさを感じるような気候です。
いずれも汗が出にくい状況です。
そうなると上手に汗をかく事が出来ずに、体の内部に熱がこもる事になります。
健康な体を維持しようとして残る方法は尿として水分と熱を出していくことになります。
しかし、夏の体は汗をかくことが主体となっているので、余り尿は出ません。
そして更に体の中に熱がこもっていく事になります。
こういう状態の時にクーラーで体表を冷やすと腰痛を発したりします。
お風呂に入って半身浴をしたり、足湯をして下半身を温めてあげると楽になります。
美味しいビールも危ない
梅雨の頃から暑い夏にかけてビールをはじめ、冷たいジュースやコーラなどを沢山のむ人も多くなります。
冷たいものを多く飲むと胃腸が冷えて、その負担が腰にきたりします。
梅雨時にぎっくり腰が多いのはビールを飲み始める人が多いからと思います。
胃腸も筋肉があり食物を消化するために活動していますが、冷たいものを飲食すると負担が増えて動きが悪くなります。
丁度頭から冷たい水をかぶったのと同じような状態です。
そうなると消化力が低下してしまい夏バテになっていきます。
お風呂で温まっても腰痛が取れないという方は是非鍼灸治療を試してみて下さい。
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