神戸市灘区六甲道駅近のリンゴ健康院です。主に鍼灸治療を行なっています。
「肩甲骨の内側の痛み(1)」の続き
「肩甲骨の内側の痛み(1)」の続きになります。
時々ですが肩甲骨の内側に痛みを訴える患者さんがいらっしゃいます。
この辺りには、鍼灸治療にはかかせない大事な経穴(ツボ)が並んでいます。
例えば太陽膀胱経(たいようぼうこうけい)の魄戸(はくこ)、膏肓(こうこう)、神堂(しんどう)、譩譆(いき)といった経穴などです。
前回の「肩甲骨の内側の痛み(1)」と続編で患者さんの症例を交えた記事である「肩甲骨の内側の痛み(3)」も合わせて、ご覧になって頂けると良いと思います。
飲み過ぎ食べ過ぎによる痛み
「手の太陽小腸経」という経絡に「曲垣(きょくえん)」という経穴(けいけつ=ツボ)があります。
このあたりは、飲み過ぎ食べ過ぎで非常に硬くなり、痛みを発する事があります。
更に老化現象で、筋肉が繊維化して血行不良を起こし、肩を回すとゴリゴリ音がしだして、不快感や痛みを出す事があります。
酷い状態だとゴルフボールの半円球のような状態の塊が出来る事もあります。
経絡的には小腸経なので、消化器に熱をこもらせるような生活、つまり飲み過ぎ食べ過ぎの人がなりやすい症状です。
治療方針は太極療法
局所的な治療として痛みがある部分をゴリゴリ揉んだりしても痛みが増すばかりで改善はされません。
やはり太極療法(全身治療)が必要です。
東洋医学は局所だけを見ずに、身体全体と精神・心の状態、気候などと照らし合わせながら治療にあたります。
そして消化器に熱がこもった状態を改善するように治療していきます。
最後に局所的な治療が必要になります。
こちらの記事も参考にしてください。
肩甲骨の内側の痛み(1) 肩甲骨の内側の痛み(3)
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