日本時間の8月7日(日曜日)はグーグルで「フェルプスの丸」を検索する人が2,100%増えたそうです。
フェルプスの丸
リオデジャネイロ・オリンピック(リオ・オリンピック)真っ最中です。
皆さんもご覧になっているのでしょうか。
日本時間の8月7日(日曜日)はグーグルで「フェルプスの丸」を検索する人が2,100%増えたそうです。
その「丸」とは、「吸い玉」あるいは「吸い角」と呼ばれる治療方法(カッピング療法)の痕のことです。
鍼灸院で治療を受けた事がある方はご存知かと思います。
水の怪物
話題となっているマイケル・フェルプス選手は、アメリカの水泳代表選手で、現在31歳です。
そして、“水の怪物”と呼ばれているそうです。
その「怪物」と呼ばれるような実力を発揮するために「吸い玉療法」を取り入れているとは驚きで、西洋のオリンピック選手の体調を東洋医学が支えているというのはとても興味深いニュースです。
フェルプス選手は先日、400m自由形で19個目の金メダルをとり、最多通算獲得数を更新しました。
吸い玉のことが話題になったので記者から質問を受けると
「こんなにひどい跡がつくのは久しぶりだよ。肩に一番痛みがくるんで、レース前には必ずと言っていいぐらいやってますね。昨日は軽くやってもらいました、痛かったので」
と話したそうです。
吸い玉療法の効果
吸い玉療法は、指圧や按摩のような筋肉をほぐしていく治療方法ではなく、カップの中を陰圧状態にして、皮膚や筋肉を引っぱり上げ、カップを外した時に血行が戻ることで凝りを取っていくという治療方法です。
指圧や按摩との大きな違いは、ご覧のような痕が残るかどうかです。
それから、吸い玉療法(カッピング療法)を受けられる時は、必ず鍼灸師の国家資格を持った方にお願いして下さい。
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ニュース・ソース:ロイター
“Michael Phelps’ purple blotches spotlight ‘cupping’ trend“