月に一度のボディチェックとメンテナンスをお勧めしています。
大きな病気をされた方、慢性病から完治された方、日ごろの無理がたたって体調を崩された方、気候の変化が激しくて体がついていかない方など、様々な方が来院されています。
調子が悪くなった時だけではなく、体調を崩さないように、ケガをしないように、月に一度のボディチェックとメンテナンスをお勧めします。
体調を崩す前に
定期的に来院していただくことで、御自身の今の体調を把握できますし、大きな病気をせずにすみます。
また、体を使う仕事の方でも、事務仕事の方でも、日ごろから体調を調えておく事で、階段を踏み外したり段差につまずいたりといったケガをしなくてすみます。
ケガをしてから病院に行くとか、病気になってから薬を飲むということを避ける事が出来ますし、酷い症状を出す前に体調管理が出来ます。
未病を治すという考え方
一般的に「未病治(みびょうち)」と言われる事が多いようですが、本来は「治未病」と書いて、「未だ病まざるを治す」と読みます。
中国語の古典に出てくるので、漢文の読み方ですね。
中国語で書かれた古典の「黄帝内経 素問(こうていだいけい そもん)」や「難経(なんぎょう)」という書物にも「治未病」という言葉が出て来ます。
とくに「難経」には、「腕のいい治療家は未病を治し、中程度の治療家は病気になってから治す」という内容が書かれています。
早期発見早期治療
虫歯も早期に発見すれば大きな穴を開けて詰め物をしなくてすみますが、もし虫歯の進行が速ければ治療費もかかりますし、詰め物をする事で歯が弱くなってしまいます。
それで歯科医院は定期的なチェックを勧めていると思います。
健康診断や人間ドックという方法で大きな病気になる前に早期発見が出来ます。
病気が進行してしまい薬を服用したときでも、もし副作用が現れたらそれはそれで大変です。
出来るだけ薬を飲まずにすめばその方が良いと思います。
養生が一番大切です
秋になると鍋物を食べるとか、正月はこたつでミカンを食べるとか、夏はカレーライスを食べる、というように季節に合った食事をとる事も大切です。
もちろん出来るだけ規則正しい生活をするとか暴飲暴食を控えるということも大切です。
ただ社会で生きている以上、忘年会や新年会、歓送迎会等々、色々なおつき合いもありますし、残業しなければならない時もあります。
それでも普段から気をつけていることで心身に余裕が出来ます。
痛みや凝りは体の声
普段は感じないのに痛みを感じるとか凝りを感じる、張りを感じる、何か重だるいとか違和感を感じる事があるでしょう。
それは体の声だと思って下さい。
何かしら不具合がある事をそういった信号で伝えているのです。
痛み止めなどで体の声を押し隠すことのないように気をつけてください。
痛みが無くなったから終わりではありませんし、凝りが消えたから良いというわけでもありません。
体の声を聞くようにしていきましょう。
鍼灸治療は全身治療
肩こりや腰痛といった整形外科的な疾患だけでなく、アトピー性皮膚炎や甲状腺機能低下症・甲状腺機能亢進症、胃痛やうつ症状、パニック障害など内臓から心の問題まで、様々な症状に対応できるので、月一度のチェックを兼ねて鍼灸治療+マッサージによるメンテナンスをお勧めします。
来院のきっかけが病気やケガだったとしても、定期的にメンテナンスすることで元気で健康に過ごす事ができます。
当院に来られる方々は皆さん不調がある時はもちろんですが、定期的にメンテナンスに来ておられます。
西洋医学的な健康診断や人間ドックと鍼灸治療を併用して病気にならず元気に過ごしていただけたら幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
三宮まで大阪から電車で21分、明石から電車で15分、三宮駅から徒歩10分のリンゴ健康院です。
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整体指圧マッサージの他、主に鍼灸治療を行なっています。