くらげと納豆の関係

くらげ

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興味深いニュースがあったので、掲載させていただきます。
くらげに刺されたことがある人は納豆を食べるとアレルギー反応を引き起こす可能性が高くなるそうです。

以下、そのまま抜粋します。

納豆アレルギー、患者の8割がサーファーやダイバー

サーファーなどマリンスポーツを趣味にしている人は、納豆アレルギーになりやすいことを、横浜市立大病院皮膚科の猪又直子准教授らが明らかにした。

猪又准教授によると、2004年以降に同科で診療した納豆アレルギー患者18人のスポーツ歴などを調べたところ、12人がサーファー、2人がスキューバダイバー、1人が潜水作業員で、ふだん海にいる時間が長い人が83.3%を占めた。

納豆アレルギーの患者は多くはないが、発症すると75%が、じんましんや呼吸困難など全身性の重い症状アナフィラキシーを起こす。

原因物質はネバネバ成分のポリガンマグルタミン酸。当初、なぜサーファーに多いのか分からなかったが、患者の一人がクラゲを食べてアナフィラキシーを起こしたことが解明のヒントになった。クラゲの触手にも同じ物質が含まれており、海でクラゲに繰り返し刺されたことでアレルギーになったらしい。

食物アレルギーは、口から食べるだけなく、皮膚を通して原因物質が体内に入ることで発症しやすいことが知られている。

猪又准教授は「納豆アレルギーの可能性があれば、まずマリンスポーツ歴を患者に確認することが診断に役立つ」と話している。(藤田勝)

(2015年5月22日 読売新聞)

引用元ページ

原因はネバネバ成分のポリガンマグルタミン酸

納豆ネバネバ成分のポリガンマグルタミン酸が原因物質だそうです。
(読みにくいですが、「ポリ・ガンマ・グルタミン酸」ということです。)

納豆といえばあのネバネバですが、くらげの触手にも同じネバネバ成分が含まれているそうです。
くらげに刺された時にそのネバネバ成分である「ポリガンマグルタミン酸」が体内に入り、抗原抗体反応が起きてしまうのでしょう。

海水浴では気をつけましょう

納豆アレルギーっていうのは聞いた事が無かったのですが、豆類は芽を出すためのエネルギーの固まりのような存在ですから、かなり強いアレルギー反応が起こってもおかしくないように思います。
これから海に行かれる機会が多いかと思いますが、特に晩夏の頃にクラゲが多く出て来ますからお気をつけ下さい。

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