普段から養生することで予防して頂きたいのですが、自分ではどうしようもないとなれば早めに治療に来て下さい。
根本から治療していきます。
暴飲暴食を控える
過剰なエネルギーが多いと身体の至る所で炎症が起こりやすくなります。
特に背の青い魚は控えめにしましょう。
背の青い魚、例えばマグロ、ブリ、サンマ、サバ、イワシなどに多く含まれるヒスチジンは、腸内にいるヒスタミン産生菌が産生する酵素の働きで、ヒスタミンになります。
ヒスタミンが多くなると蕁麻疹などの症状が出やすくなります。
また血液が粘るものに塩分・糖分・脂肪分があります。
過剰に摂取すると血流が悪くなり、筋肉がこわばったり、凝ったり、局所的な冷えを発症します。
鍼灸治療に用いる経絡で考えると、膝の関節の全面を胃経が通っており、外側は胆経が、内側は肝経・脾経、後面は膀胱経、内側と後面の間に腎経が通っています。
過剰なエネルギー摂取によってこれらの気の流れに停滞を起こして筋肉の凝りを起こしたり、痛みを発生させたりします。
体を冷やさない
体を冷やすと血液の流れが悪くなり、痛みや凝りを誘発しやすくなります。
また、特に女性は足腰を冷やさないように注意しましょう。
特に肝経は生殖器を通っており、冷えは鍼灸内膜症などの婦人科疾患の原因となりやすいので、足腰を冷やさないようにしてください。
身体を温める工夫を
軽いウォーキングや足湯、横隔膜を動かす腹式呼吸などを用いて身体全体の血液の流れを良くするようにしましょう。
東洋医学では「肝は筋を主(つかさど)る」とされ、肝の不具合が筋に影響を及ぼしますし、その逆もあります。
血流の改善が膝の痛みの予防になります。
目の養生と睡眠
陰陽五行論から考えると肝と目は深い関係にあります。
五行色体表をご覧になればご理解頂けると思います。
睡眠不足にならないように注意して、寝る前にスマホやテレビを見ることで目から強い光を入れないようにしてください。
ストレスの解消
西洋医学的にも自律神経失調を誘発しやすいですから、血液の流れに不具合を起こしかねません。
上手にストレスを発散・解消するようにしてください。
膝だけ治療しても治りません
身体全体ももちろんですが、普段の生活習慣や食生活も改善していく必要が有ります。
普段から養生をしていても膝に痛みが発症し改善されない場合は早めに治療に来て下さい。
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