脚(ふくらはぎ)の外側の痛み

脚(ふくらはぎ)の外側、腓骨という骨に沿って痛みが出ることがあります。

長腓骨筋短腓骨筋長腓骨筋と短腓骨筋とがあり、足首を外側へ曲げるときに働いたり、まっすぐ立つときに働きます。

経絡で言えば少陽胆経が走っています。

原因は食事と運動不足!?

脚の痛み経絡には気が流れていると考えられていて、気の滞り・詰まり(流れが悪い状態)があると、筋肉に凝りとして現れたりします。


その原因はいくつか考えられますが、例えば、

    • 甘いものを取り過ぎて脚の内側を走る太陰脾経が弱り、脚の外側に負担が出た場合、
    • あるいは、甘いものを取り過ぎて過剰なエネルギーが脚の外側にある少陽胆経に流れて筋肉に凝りが出た場合、
    • または、暴飲暴食をして、陽明胃経・陽明大腸経の熱が少陽胆経に流れて筋肉に凝りが出た場合、
    • 昨今の寒さに体がついていけず、少陽胆経が体温調節をしようと頑張っているにも関わらず、負担が現れて筋肉の凝りとして現れた場合、

足底の筋力不足や脚全体の筋力不足から体を支え切れない場合

などが考えられます。

脚だけを治療しても治りません

脚の痛み脚が悪いからと痛い所に湿布を貼ったり、痛い所だけマッサージをしても根本が治らないと完治しません。

脚(ふくらはぎ)の外側に痛みを訴えられている方は、足底筋(足の裏側の筋肉)が弱っていたり、特に腰や臀部(おしり)の筋肉に凝りがあって下半身を支え切れない場合が多いです。

下半身が支え切れないと体が歪んでしまうので、脚の内側か外側に負担がかかり、凝りという筋緊張が生まれます。

それが痛みの原因となります。

内臓の調子を整え、腰や臀部の筋肉を調整する

施術脚に痛みが出ている方は、腰や臀部の筋緊張(凝り)が見られます。

腰には胃腸を初め内臓に関連した経穴(けいけつ=ツボのこと)が多く有りますから、体の中から治していかなければ治りにくく、また良い状態を保つこともできません。

ですから、脚だけを診て治療するのではなく、体の中から治していく必要が有ります。

こういう症状の場合、鍼灸治療+マッサージ+整体+テーピングとフルコースの治療になります。

歩くたびに痛みがあるという時は、早めに治療に来て下さい。

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