医師に治らないと言われた嗅覚障害が3回目の治療で香りがわかり始めました。

医師に治らないと言われたそうです

鼻の症状以前のブログ「嗅覚障害と鍼灸治療」も参考にしてください。

今回の患者様は、気管支炎を患った後に嗅覚障害になり、臭いがまったく分からなくなったそうです。
医師に診てもらったそうですが、臭いがわからなくなってから時間が経っているので治らないと言われたそうです。
そして、医師からステロイドが含まれた点鼻薬を処方されて使っておられましたが、いっこうに効き目がなかったということでした。


点鼻薬奈良市の方でしたが、その後ご自宅の近辺にある鍼灸院や、わざわざ神戸まで足を運ばれて治療を受けたそうですが、良くなる事はなかったということで、インターネットで当院を検索されて来院されました。

全体治療が必要です

顔面の陽明胃経以前のブログにあるように、鼻の周囲というより顔面には色々な経絡が通っています。
主な経絡に、胃経、肝経、胆経、膀胱経などがあります。
しかし、美容鍼灸で刺されるような数百ものツボはありません。

東洋医学は、「内臓の不調が様々な病気の根本である」という考え方があるために、局所治療するのではなく、全身を診て全体治療をすることになります。

顔にある経絡や経穴は以前のブログをご覧ください。

食事の内容も無視できません

トースト食事内容をお聞きすると毎朝パン食だそうです。
小麦粉のアレルギー反応で鼻炎や花粉症になっている人も多いですし、砂糖の影響を受けて鼻炎や花粉症になる方も多いです。
そこで、まずパン食を控えていただき、おやつに砂糖や小麦粉の多いお菓子を食べる事を控えていただきました。

私の子どもも幼少期に毎週のように中耳炎になっていました。
毎週のように耳鼻咽喉科に通って鼓膜に穴を開けて膿を出していました。
ところが、小麦粉のアレルギーだとわかり、小麦粉を制限して中耳炎にならなくなりました。

幼児期の子どもが鼻に炎症を起こすと、顔が小さいため鼻と距離の近い耳に炎症が波及して中耳炎になることが多いようです。

3回目の治療で嗅覚が戻ってきました

患者様アンケート

3回目の治療で嗅覚が戻った!

3回目の治療で嗅覚が戻ってきました。

患者様ご自身で使われている化粧水の香りや、当院の線香の香りがわかるようになってきたと喜んでいただけています。


最後までお読みいただきありがとうございます。
三宮まで大阪から電車で21分、明石から電車で15分、三宮駅から徒歩10分のリンゴ健康院です。
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整体指圧マッサージの他、主に鍼灸治療を行なっています。

参考文献:図解 十四経発揮 本間祥白著 医道の日本社

嗅覚障害と鍼灸治療