神戸市灘区六甲道駅近のリンゴ健康院です。主に鍼灸治療を行なっています。

意外に多い冷え症

冷え症冷えを実感されている方々は、体は温かいのに手足や腰や臀部が冷たく感じられる、特に手足の指先が冷たく感じられるといった症状が多いのではないでしょうか。

女性に多い症状ですが、今回の紹介事例にあるように男性でも冷え症を感じられる方がいらっしゃいます。

冷え症の起きる原因

冷え症が起きる原因は諸説ありますが、一般的に下記のような事柄になるかと思います。

・自律神経の乱れ
・局所的に交感神経優位で血管が収縮して血液の流れが悪くなる
・局所的に副交感神経優位で血管が拡張して血液の停滞が起こる
・ホルモンバランスの乱れ
・砂糖・小麦粉など炭水化物の過剰摂取による血液粘性があがり(ドロドロになる)、血液の流れが悪くなる
・運動不足により血液の循環が悪くなり、体幹(体の中心)だけ温かく末梢が冷える
(血液が重力に引かれ末梢に移動するが、運動していないので、末梢で体温を放出してしまう)

女性は冷えやすい

冷え症身体の熱を作り出しているのは肝臓と心臓と筋肉です。
女性は男性に比べて筋肉量が少ないために発熱しづらいので、冷え症になりやすいのです。

また、東洋医学的には甘いものの過剰摂取は体を冷やすと言われています。
西洋医学的に考えても、糖分を多く摂ると代謝が急激にあげるために、体幹に血液が集まりは温かくなりますが、末梢から血液を奪うので手足の指先が冷えてしまうということになります。

治療方針

・全体治療(沢田流の太極療法)の必要性
身体全体の気血の巡りを改善しなければいけません。腎経の湧泉(ゆうせん:足の裏にたった一つあるツボ)やヘソ周りの温灸では冷え症は治りません。ヘソに温灸をすると体幹に血が集まるだけなので、気持ちいいかもしれませんが、手足の冷えは解消しません。

・局所治療として冷え取りの治療
物理的な刺激として冷えを感じるところに施術をおこない、新しい血が集まるようにします。

・運動療法の必要性
足の筋ポンプの活用(1日20分の早歩き)と横隔膜の運動による腹式呼吸(散歩やヨガなど)が必要になります。

・食生活の改善
こんかいご紹介する患者さんもそうですが、甘いものが大好きだったそうです。砂糖・小麦粉の過剰摂取は体を冷やします。
体を温める飲食物を摂取するように相談させて頂きます。

やはり全身治療治療が必要で、局所的に温めても改善されないのは、靴下の重ね履きをしても冷え症が解消されないことからわかると思います。

患者様の声

患者様の声 - 冷え症アンケート用紙をご覧頂ければわかりますが、
寒い冬でも靴下をはかずに部屋の中ですごせる!
と書いていただいているように、治療効果が現れてきており好評です。

また、ふくらはぎの形について書かれていますが、これはふくらはぎの筋肉とアキレス腱との間に溜まった体液が押し流されて形がはっきりしてきたことを仰っています。


冷え症でお困りの方は多くいらっしゃると思います。
冷え症には鍼灸治療が著効があります。是非一度ご相談ください。

最後までお読みいただきありがとうございます。
三宮まで大阪から電車で21分、明石から電車で15分、三宮駅から徒歩10分のリンゴ健康院です。
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整体指圧マッサージの他、主に鍼灸治療を行なっています。

※補足になりますが、アンケート中にある「クォンタム・リープ」というのは、量子物理学において、電子がひとつの軌道から別の軌道に移動するとき、間の空間を経ずに瞬時に移動することをいいます。
それと同じように、今までの思考から新しい思考のレベルへと一気に大きく跳躍することを「思考にクォンタム・リープが起こる」という考え方から、文中のように使用されることがあるようです。
今回の患者様は、日常生活での変化について「クォンタム・リープ」という言葉を使われたようです。