といってもレコードジャケットの話です。
私が洋楽を聴き始めたのは小学校の高学年、5〜6年生のころでした。
父親に譲ってもらったカセットテープレコーダーでFMラジオ番組を聴き始めて、流れてきた音楽がビートルズやクイーン、ニール・ヤングやカーペンターズでした。
LPレコードが音源であったころ、音楽を聴きながらジャケットを見て楽しみ、歌詞カードを見ながら歌を理解し、音楽評論家やミュージシャンが書いたライナーノーツと呼ばれる文章を読みながら曲やアーティストについて勉強したものです。
レコードのジャケットも一つのアートでした。有名なジャケットデザインは数多く存在しますが、そこに描かれていない裏側ってどうなっていたのか。
そういうった素朴な疑問から作品を作り続けているアーティストのHarvezt氏がいらっしゃいます。
本当に裏側があったわけではありませんが、そうなっていたら面白いなぁとか、えっそう考えるの!?という作品もありますし、確かにそうだよね、と納得してしまう作品もあります。
彼の作り出したシリーズ「The Dark Side of the Covers(ザ・ダークサイド・オブ・ザ・カバーズ)」は、有名なCD、レコードジャケットの反対側で起こっていた(かもしれない)出来事を見せてくれています。しかも、ブラックジョークも交えたその画は事実に基づいているそうです。
例えばビートルズの「Abbey Road」では、わずか10分という限られた時間の中、お巡りさんが道路を見張りながら撮影されたというエピソードから。
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他にもたくさんのエピソードをもとにした「ダークサイド」がこちらから見ることが出来ます。
リンク先の画像をクリックすると、英語ですが、作品のエピソード、解説が記載されています。
ご存知のジャケットはありますか?
Reverses Album Covers[IGNANT]
Harvezt’s Photostream[Flickr]