子供たちに話して是非とも話して聞かせたいと思った記事(ブログ)でした。
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「奇妙な国日本で、これから社会人になる人達へ」
(略)
2010年3月に、日本人のTanaka Kenichiさんの作った「奇妙な国日本」というビデオが海外のニュースサイトでも紹介され、話題になりました。
僅か11分の短いフィルムですが、その内容を簡単に紹介すると、日本は最新のテクノロジーを誇っており、どこでも綺麗な水が飲めて、世界中の食べ物を食べることが出来、世界に類を見ない経済的に豊な国。しかし、そんな「なんでもあって豊な国」の筈なのに、16分に一人が自らの命を絶つ、「奇妙な国、日本」と紹介されています。
そんな、奇妙な国、日本で今月から社会人になった皆さんへ、少しだけ、社会人の先輩として、私の好きな三つのお話を紹介したいと思います。
(略)
“なんでもあって豊な国”の筈なのに、16分に一人が自らの命を絶つ「奇妙な国日本」が、”なんにも無い貧しい国”、16分に一人が自らの命を絶つ「絶望の国日本」にならないためにはどうすれば良いか?
そんなことを考えたとき、私は、この三つの話から得た、こんな教訓を支えにしています。(実践出来ているかはわからないけれども)
一つ目の話から、時間の大切さを教えられました。
二つ目の話から、自分の経験を信じる事、自分の未来を信じる事、誇りを持って仕事をする事の大切さを教えられました。
三つ目の話から、誰かのために生きる素晴らしさを教えて貰いました。
この三つの事から言えること、「別にお金持ちにならなくったっていいんだよ」って言うことが、ほんの少しだけ、社会人の先輩である、僕から今月から社会人になる、日本の未来を背負う人達に教えてあげたいことです。
(略)
僕は今35歳であり、この世代の人や、僕よりもっと年上の人達は、「お金持ちになること」が幸せという価値観で育ってきたと思います。でも、そろそろ、もっと色々な価値観が世の中に受け入れられても良いんじゃないかなって僕は思います。毎日与えられる86400ドルを、会社のためだけに使うのが偉いという教育はそろそろ終りにしても良いんじゃないかと思います。
「お金持ちになる事が幸せ」だとした時に、それが叶わない解った時に、「自らの命を絶つ」国よりは、心が豊になる事で喜びを共有出来る国になった方が幸せだと思うから。
どんな未来でも、明日は常にやってきます。そして、日本の未来を作って行くのは、どんな時だって「若い人達」です。前の世代の価値観に縛られず、自分達の価値観や、自分のためではなく、誰かのために生きる事の喜びを大切にして欲しいと思います。
そして、いつか「奇妙な国日本」が「幸せそうな国日本」として紹介されるような、そんな未来を見てみたいですね。
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以下のリンクより全文をお読みください。
文中で紹介されている動画もあります。
http://www.assioma.jp/?p=3844